コンシューマーゲーム大辞典

「Trine」はFrozenbyteによって開発されたパズルプラットフォームのビデオゲーム。
2009年にMicrosoft Windows用にリリースされ、その後Linux、OS X、ゲーム機に移植された。
中世ファンタジーの設定で、3人のキャラクター（泥棒、騎士、魔法使い）を操作する。
2011年に続編「Trine 2」をリリース。
2014年には「Trine: Enchanted Edition」がリリースされ、オンラインマルチプレイヤーが導入された。
「Trine 3: The Artifacts of Power」と「Trine 4: The Nightmare Prince」がそれぞれ2015年と2019年にリリース。
最新作「Trine 5: A Clockwork Conspiracy」が2023年8月31日にリリース。
各キャラクターにはヘルスとエネルギーのメーターがあり、エネルギーは青い瓶で補充、ヘルスはハート型の容器で補充。
チェックポイントでは死んだキャラクターが復活し、ヒットポイントとエネルギーが一定量回復。
敵は主にスケルトン、クモ、コウモリなどで、ボスキャラも存在する。
フィジックスエンジンを使用して、物体とキャラクターの物理的相互作用が可能。
各キャラクターには固有の武器とスキルがあり、アップグレードができる。
ゲームのストーリーはナレーターが語り、キャラクターたちが宝物を探して冒険する過程が描かれる。
ゲームの評価は一般的に好評で、2009年のE3で「Best Downloadable Game」の賞を受賞。
発売からの販売実績は400，000本から1.1百万本に成長し、最終的にシリーズ全体で700万本を超えた。
マルチプレイヤーモードが追加され、再プレイ性が向上した。
ゲームは元々サイドプロジェクトとして始まり、チームはプロジェクトの問題を受けて「Trine」に集中した。
起動時のプレイヤーの選択によって難易度設定が変わり、ゲーム体験に影響を与える。