コンシューマーゲーム大辞典

『ロイヤルブラッド』は1991年8月29日に光栄から発売されたファミリーコンピュータ用のシミュレーションゲーム。
ゲームはイシュメリア大陸を舞台に、国家を支配して王になることが目標。
開発は光栄が行い、プロデューサーはシブサワ・コウ。
ゲーム内の民政は「開墾」、「防災」、「施し」の3種類で構成されている。
軍事コマンドには兵士の雇用や戦争が含まれ、効果的な戦略が求められる。
特殊部隊とモンスターを雇うシステムがあり、ユニークな部隊も存在。
宝石魔術師やパスハなどの重要なキャラクターが登場。
政治的な同盟や交渉を行う要素もあり、プレイヤーの判断が試される。
障害物や災害がゲームに影響を与えるシステムが存在。
各シナリオが異なり、歴史的背景やキャラクターに厚みがある。
サウンドトラックは1991年にCDで発売。
ゲームの評価は、ファミコン通信で合計24点、メガドライブ版で25点、スーパーファミコン版で23点と多様。
本作はファミリーコンピュータ版が初出で、その後様々なプラットフォームに移植された。
続編として『ロイヤルブラッドII 〜ディナール王国年代記〜』が登場するが、ストーリー的な繋がりはない。
世界観はケルト神話時代のイングランドにインスパイアを受けている。
ゲーム内の内政や災害要素は戦略的に重要。
それぞれのキャラクターは独自の能力や背景を持ち、プレイヤーの選択に影響を与える。
ハンドブックが別売りで発行されており、ゲーム内の詳細を補完する役割を果たす。
軍事や民政のシステムには深い戦略性があり、SLGユーザーから高い評価を受ける。
ゲームの難易度は比較的低めで、上級者にも楽しめる工夫が施されている。