コンシューマーゲーム大辞典

『The Surge』はDeck13 Interactiveが開発し、Focus Home Interactiveが販売したSFアクションRPG。
ゲームシステムは『DARK SOULS』シリーズや『ロード オブ ザ フォールン』からインスパイアされている。
プレイヤーはウォーレンという男を操作し、強化外骨格「エクソ・リグ」を使う。
部位破壊システムが特徴で、敵からパーツをもぎ取って自分の強化外骨格に取り付けることができる。
ゲーム内では任意の部位をロックオンし、フィニッシュムーブを発動することで素材を得る。
スクラップという経験値を消費してコアのレベルを上げることで、パーツの最大装着可能数を増やせる。
ストーリーは2080年の社会的・環境的な崩壊を背景に、ウォーレンが企業CREOに入社する経緯が描かれる。
ゲームは高難易度を目指して開発され、多くの選択肢や困難な判断を要求する要素がある。
サポートエンジンにはDeck13の自社製エンジンFLEDGEが使用されている。
初期開発は2015年8月から始まり、2017年5月にリリースされた。
DLC「A Walk in the Park」や「Cutting Edge Pack」が発売され、新たなコンテンツを提供している。
2019年には続編『The Surge2』が発売された。
各メディアからの評価は概ね好意的だが、一部の要素に対して指摘がある。
日本語版はオーイズミから発売され、Steam版も日本語対応が復活した。
ゲームはSF版『DARK SOULS』とも呼ばれ、ユニークなプレイ体験を提供している。
ゲームの難易度の高さや独自の遊び方が評価されているが、一部には多様性の欠如を指摘する声もある。