コンシューマーゲーム大辞典

『餓狼伝説』は1991年にSNKが発売した2D対戦型格闘ゲームで、欧米では『Fatal Fury』として知られる。
SNKが初めて本格的に制作した対戦格闘ゲームであり、『ストリートファイター』シリーズの影響を受けている。
ストーリーは兄弟の絆や復讐がテーマである。
主要キャラクターにはテリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシがいる。
キャラクターボイスは開発スタッフが担当したが、続編からは俳優・声優に変更された。
1992年にアニメ化され、1994年に劇場版も公開された。
2006年にパチスロ化され、2012年と2013年にはソーシャルゲームに参加した。
2019年に『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のDLCにテリーが登場。
2022年には新作『餓狼伝説 City of the Wolves』の開発が報じられ、2025年に発売予定。
本作は8方向レバーと3ボタンで操作し、フィールドには手前と奥の2ラインがある。
必殺技の威力は高いが、コマンド入力が難しい。
プレイヤー同士の協力プレイが可能で、2対1の試合が行われる。
ゲームタイトルはシリーズの続編を含む多くのバリエーションが存在し、続いて多くのプラットフォームに移植されてきた。
アーケード版と家庭用版で内容に調整があり、持ち味が細かく異なる。
様々なキャラクターが登場し、それぞれ異なる技や背景ストーリーを持つ。
ファミコン通信などの評価では、スーパーファミコン版やメガドライブ版でも高評価を得ている。