コンシューマーゲーム大辞典

Tony Hawk’s Project 8は2006年に発売されたスケートボードビデオゲームで、シリーズの第8作目。
Neversoftが開発し、Activisionが同年11月にPlayStation 2、Xbox、Xbox 360、PlayStation 3、PlayStation Portable向けにリリース。
ゲームはTony Hawk’s Downhill Jamの発売を補完する目的で登場。
主に好意的なレビューを受けるが、いくつかの重要な機能が削除され、全PlayStationバージョンでオンライン機能が欠如している点が批評される。
ゲーム内に新たに「Project 8」というスケートチームが設立され、プレイヤーはランキングを上げるためにチャレンジをクリアしていく。
6世代版（PS2、Xbox、PSP）は前作のエンジンを使用し、7世代版（PS3、Xbox 360）は新しいゲームエンジンを使用。
7世代版ではオープンワールドの環境が実装され、様々なスケートパークや隠れた場所が用意されている。
新機能として「Nail the Trick」が追加され、プレイヤーはスケートボードをより自在に操作できる。
キャラクターが転倒する際の制御が可能で、高い「病院代」が得られ、障害のボーナスも獲得可能。
プレイヤーは歩くこともできる機能が保持されている。
「Stokens」というシステムがあり、コンボを決めることでポイントを得てアイテムを購入できる。
Xbox 360版は81%の平均評価を受け、高評価を得る。
画質向上と「Nail the Trick」モードが特に賞賛される。
PlayStation 3ではフレームレートの不安定さが批評されている。
Academy of Interactive Arts ＆ Sciencesから「年間スポーツゲーム賞」を受賞。
複数のプラットフォーム向けにポートされた。