コンシューマーゲーム大辞典

タイトーが1986年に販売したアーケードゲーム『奇々怪界』。
主人公は巫女の小夜ちゃんで、妖怪にさらわれた七福神を救出するために戦う。
ゲームは任意スクロール型アクションシューティング。
ステージ構成は全8ステージ（道中面7面＋宝船探し面）。
武器は近接攻撃の「お祓い棒」と遠距離攻撃のお札。
敵や敵弾に接触するとミスになる。
お札の種類によって攻撃能力が変化（飛距離、貫通効果など）。
ゲームオーバー時に得点の末尾3桁が一致すると1クレジット増加。
敵キャラクターやボスが多様で、それぞれ異なる攻撃パターンを持つ。
1987年にはファミリーコンピュータ版の『奇々怪界 怒涛編』が発売。
移植版はPCエンジン、Windows、携帯アプリなどに展開された。
音楽はタイトーのサウンドチームZUNTATAが担当し、高く評価された。
アーケード版の各種オムニバスソフトに収録された。
ゲーム雑誌での評価も高く、特にキャラクター賞を受賞したことがある。
ゲーム内アイテムやキャラクターが多彩で、策略が必要。
ゲームのサウンドトラックや関連商品も販売された。
タイトル画面のBGMには伊藤美紀の楽曲が使用された。
続編やリメイクも制作されている。
制作中に怪奇現象との噂があったが、実際には取材を兼ねた神社訪問が真相。
各種プライズやボードゲームとしても展開され、多くのメディアに影響を与えた。