スーパーファミコン

柿木将棋

更新日 2025/09/01
柿木将棋
周辺機器:SFCマウス・ターボファイルツイン対応
元はPC版からの移植
ゲームモード
対局モード
CPUとの対局(3段階の強さ)
2人対戦も可能
平手〜6枚落ちまでハンデ設定あり
棋譜は最大4つ保存可能
詰将棋解答モード
CPUが最大19手詰めまで解答
サンプル問題10問を収録
問題によっては解答に1時間以上かかる場合あり
独自機能・仕様
思考表示機能:CPU長考中、候補手が青く点灯し目まぐるしく変化
最終駒表示:最後に動かした駒を黄色表示
棋譜読み上げ:自然で滑らかな音声(例:「同歩」「金直ぐ」など)
素材選択:盤面・駒の質感を4種類から選択可能
CPU同士の対局も可能
任意局面を入力してCPUに思考させられる
グラフィック・音声
タイトル画面に高品質なCG(角行のリアルなレイトレース画像)
SFCソフトとして最高峰クラスのCG表現
メニュー画面は簡素(白地に黒文字)で落差あり
評価点
CPUの棋力がSFC将棋ソフトとしては強い
思考表示で「考えている過程」が見えて面白い
読み上げ精度が高く臨場感あり
棋譜保存に所要時間も記録される
駒落ち表示が正確(王将/玉将の使い分けあり)
賛否両論
価格が非常に高額(12,800円)
CPUが強い分、思考時間が長く1局に数時間かかることも
BGMの有無は思考時間に影響せず
問題点
モードが「対局」と「詰将棋解答」のみで内容が少ない
詰将棋の経過時間が表示されず、終了後に所要時間がわかるのみ
思考表示が詰将棋モードでは使えない
素材選択にプレビューがなく不便
タイトルCGの角行が1マスに収まらない不自然さ
総評
SFC将棋ソフトの中では強いAI・高品質CG・思考表示などで高水準
ただし高価格・限られたモード・長時間思考などの弱点も目立つ
当時は他社から多数の将棋ソフトが発売され競争が激化していたため、要素の少なさが物足りなく映る
「将棋好きで本格的なCPUと対局したい人向け」だが、初心者には敷居が高い
まとめると、SFC版『柿木将棋』は強力AIと思考表示など独自機能を備えた硬派な将棋ソフト。ただしモード不足・高価格がネックで、プロ棋士監修や多機能タイトルに比べると「初心者お断り」の本格派という立ち位置でした。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
12,800
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
660
ハード
スーパーファミコン
ジャンル
テーブル
シリーズ
柿木将棋シリーズ
開発元
発売元
アスキー
国内売上数
0
世界売上数
0

駿河屋価格チャート

※箱説付き金額を優先
※価格取得は2週ごとに行います

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