PlayStation Portable

新装版 ハートの国のアリス 〜Wonderful Wonder World〜

更新日 2025/08/16
新装版 ハートの国のアリス 〜Wonderful Wonder World〜
原画:藤丸
従来の「ターン制」から「ノベル式」に変更
滞在ルート・非滞在ルートの2種シナリオあり
ポジティブ評価
イラストが美麗でファンタジー色が強い。
キャラクターの狂気的な個性が魅力で物語に違和感なく入り込める。
ストーリーのテンポが良く、小説並みの作り込み。
シナリオのボリュームが非常に多い(フルコンプに約100時間)。
スキップやシーン回想などシステム面が快適。
初心者にも分かりやすいノベル式で手軽にプレイ可能。
キャラごとに滞在/非滞在ルートのエンディングが用意され満足度が高い。
独特な世界観やシュールな雰囲気が刺さる人には強くハマる。
普通の乙女ゲームに飽きた大人の女性向けとして評価される。
Rejet作品が好きな人には合う可能性大。
ユリウス、ナイトメア、ゴーランドなどのルートは特に甘く癒されると好評。
一部エンドはゾッとする結末もあり、単なる甘さだけでない奥深さがある。
シリーズ初心者には「入門編」として適している。
ストーリー中に後続作への伏線や関連性が含まれており考察の楽しみがある。
ネガティブ評価
スチル数は少なめで、使い回しが多いとの指摘。
特にハートの女王のスチルが少なく不満の声あり。
主人公アリスの性格がひねくれており、合わない人には厳しい。
スチルでアリスの等身が場面により幼く見えたり大人びたりする。
文章が長くくどいと感じる人もおり、眠くなるとの低評価も。
同じ台詞やイベントの繰り返しがあり、2人目攻略以降は飽きやすい。
プロローグが長くテンポが悪いと感じる場合もある。
一部キャラクター(双子のダム)の口調や雰囲気が旧版と異なり違和感を覚えるファンも。
シリーズの価格が全体的に高騰している。
シナリオの一部エンディングは「え、それでいいの?」と拍子抜けするものも。
甘さが不足していると感じるユーザーもいる。
総評
初心者向け入門編+既プレイヤーにはおさらい用という位置付け。
独特な雰囲気やダークな要素を楽しめる人に強く推奨。
ただしボリュームが多く癖も強いため、人を選ぶ作品。
絵柄変更に賛否があるが、全体的には「美しいがスチル不足」との意見が目立つ。
アリスシリーズを網羅するなら必須だが、甘い乙女ゲームを求める人には不向き。
一言でまとめると:
PSP新装版「ハートの国のアリス」は、シリーズ初心者には入りやすく、既存ファンには復習用。ただし独特の雰囲気とくどい文章量から「人を選ぶ大ボリュームの乙女ファンタジーゲーム」。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,600
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
4,420
国内売上数
0
世界売上数
0

駿河屋価格チャート

※箱説付き金額を優先
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