コンシューマーゲーム大辞典

『トリックロジック』は2010年に発売されたPSP用推理ノベルゲーム。
開発はチュンソフトで、全7人の推理作家がシナリオを担当。
シナリオはシーズン1とシーズン2で構成され、合計10編からなる独立した物語。
プレイヤーは任意のシナリオからスタート可能だが、時系列に沿った進行が推奨されている。
シナリオは「推理編」と「解決編」に分かれている。
ゲームはUMD版とダウンロード版が用意されている。
シーズン1は2010年7月22日に、シーズン2は7月29日から順次ダウンロード版配信された。
主人公「芳川樹」は意識不明の重体から冥界で閻魔大王の手伝いをする。
冥界には「アカシャ」と呼ばれる書物があり、真実を解き明かす役割がある。
天野つかさと警察の丸ノ内慶次も事件の推理に関与。
各キャラクターは個性的な推理スタイルを持つ。
ゲームプレイにおいては「ヒラメキ」という仮説を導き出すことが重要。
アカシャの内容は全て真実だが、証言にはウソが含まれる可能性がある。
ゲームには音読モードやシェアリング機能がある。
練習問題として「指さす死体」が用意されている。
各エピソードは特定の期間内にプレイするとSランクを目指すキャンペーンがあった。
シーズン1とシーズン2は異なる販売形式を採用。
解決編は推理編から仮説を検証し、エンディングに進む仕組み。
雰囲気を楽しむためのBGM設定が可能。
プレイヤーの選択や推理に応じてストーリーが進展する。