コンシューマーゲーム大辞典

『上海』は1986年7月にアクティビジョンが発売したパズルゲーム。
ゲームは麻雀牌を使用したソリティアの一種で、同じ牌を2枚選んで取り除くルール。
開発者はブロディー・ロッカードで、プログラミングは彼が行った。
原作のパッケージは「古代中国のゲーム」として宣伝されていた。
ゲームはMacintosh版から始まり、多数のプラットフォームに移植された。
1987年には日本のPC-9801や家庭用ゲーム機に発売され、人気を博した。
サン電子が2001年に総代理店となり、以降の家庭用版はサクセスが開発。
初期のゲームは144枚の麻雀牌からスタートし、全て取り除くことが目的。
難易度は牌の配列によって変わり、様々な配列が存在。
ゲームには時間制限モードや対戦プレイモードが存在する作品もある。
特定の機能としてヒントがあり、プレイヤーの手助けを行うが結局クリア保証はない。
『上海』は多くのクローンゲームやフリーソフトにも影響を与えた。
オリジナル版はPLATOによって開発されたゲームに基づいている。
初期のゲーム雑誌レビューにおいて高評価を得ている版もある。
ゲームは様々な続編やスピンオフが開発され続け、人気を維持。
アーケードや家庭用ゲーム機向けに多くのタイトルがリリースされている。
ルールのバリエーションも多く、多数の新要素が追加されている。
いくつかのゲームにおいては、キャラクターや異なるテーマが展開されている。
アメリカでは『Mahjong Titans』などの関連作品も存在。
ゲームの面白さは戦略性や組み合わせにあり、手詰まりによる難易度も評価点。