コンシューマーゲーム大辞典

『負けるな!魔剣道』は1993年に発売されたスーパーファミコン用アクションゲーム。
北米版タイトルは『Kendo Rage』。
主人公は剣野舞という女子高生で、登校のために妖怪を倒す。
ゲームは7ステージ構成で、封印を解かれた妖怪を倒すことが目的。
攻撃方法は竹刀による通常攻撃とHPを消費するダッシュ攻撃がある。
時間経過による遅刻がエンディングに影響し、午前9時までにボスを倒す必要がある。
開発はアフェクト、音楽は和久田貴浩が担当。
続編として『魔剣道2』(1995年)と『魔剣道Z』(1998年)が発売された。
『魔剣道2』は対戦型格闘ゲーム、‘Z‘はロールプレイングゲーム。
キャラクターは剣野舞の他に妹の剣野光、従姉妹の剣野沙夜などが登場。
ドロは妖怪刑事で舞に妖怪退治を依頼する役割。
ゲームは基本的に横スクロールアクションの形式。
スーパーファミコン全ソフト中で149位の評価を受けている。
曲はオープニングとエンディングの2つが存在する。
1995年にOVAも製作された。
ゲーム誌でのレビューは24点（満40点）や20.68点（満30点）と評価された。
キャラクターのデザインやストーリーに大きな変更がある。
ボスキャラにはテニス妖怪やサッカー妖怪などが存在。
全体的にユーモアと妖怪を取り入れた内容。