コンシューマーゲーム大辞典

株式会社ブロッコリーは日本の企業で、コンピュータゲームソフトやトレーディングカードゲーム、キャラクターグッズの企画・製作を行っている。
株式会社ハピネットの連結子会社であり、かつてのキャラクターグッズ販売店「ゲーマーズ」を展開していた。
1994年に設立され、設立初期はコスプレダンスパーティーや同人誌即売会の運営を行った。
キャラクタービジネスにシフトし、『デ・ジ・キャラット』『ギャラクシーエンジェル』『アクエリアンエイジ』などのヒット作品を生む。
声優オーディションを行い、多くの有名声優を輩出した。
高い利益率を持つトレーディングカードに注力したが、店舗拡大による費用負担や人気の拡大の読み違いで赤字が発生。
2003年にタカラの傘下に入り、経営を立て直す試みを行ったが、債務超過に陥った。
ガンホーとの提携や外資ファンドからの資金調達により財務問題を解消。
2007年、創業者が退社しトレーディングカード事業中心の新会社『ブシロード』を設立。
2011年、小売事業から撤退し、「アニブロゲーマーズ」をアニメイトに譲渡。
2013年から女性向けゲーム原作のアニメを放送開始。
2016年、ハピネットと資本業務提携を結ぶ。
2019年、ブシロードが当社の株式を取得し第三位株主に。
2023年、ハピネットが株式公開買付けを実施し、当社が親会社になる。
同年、東京証券取引所上場廃止が決定された。