コンシューマーゲーム大辞典

『麻雀大会』は1987年12月に光栄から発売されたPC-9801用麻雀ゲーム。
対戦相手は歴史上の人物やプロデューサーのシブサワ・コウが含まれる。
1989年にファミコンに移植、2004年に携帯電話ゲーム『Mobile麻雀大会』が配信された。
2004年にはニンテンドーDSおよびPSP用にリメイク版が発売され、2007年にWii版も登場。
第一作は1985年に発売予定だったが、2年半の延期を経て実現した。
ゲームモードは「大会モード」と「雀荘モード」の2つがある。
大会モードでは16名が参加して優勝を争う形式。
雀荘モードでは登場人物から3人を選んで対局を持ち掛け、賭け金を稼ぐことが主な目的。
キャラクターには織田信長や武田信玄などの歴史的人物が設定されている。
各キャラクターは独自の打ち筋やセリフがあり、個性が強い。
シリーズは続編やリメイクが多く、スーパーファミコン版も含む。
『麻雀大会III』以降は歴史上の人物ではない対戦相手が登場する。
ゲームの評価は良好で、ファミリーコンピュータ版では特に高い評価を受けた。
対戦キャラクターはポリゴンによる3Dグラフィックに進化したバージョンも存在する。
オンライン対戦に対応した作品も登場。
キャラクターのセリフは多彩で、事典に記載されるほどの冗長さがある。
各人物は過去の光栄のゲームにも登場している。
本作は麻雀の面白さと歴史の楽しさを組み合わせている。
ゲームの目的は「称号」を獲得することで、最高称号の達成を目指す。
シリーズは現在も続いており、新しいプラットフォームへの展開が期待されている。