ニンテンドーDS

刑事J.B.ハロルドの事件簿 殺人倶楽部

更新日 2025/12/04
刑事J.B.ハロルドの事件簿 殺人倶楽部
1986年にPCで発売された名作『Murder Club』のDS向けリメイク
プレイヤーは刑事J.B.ハロルドとなり殺人事件を捜査する
舞台はアメリカ・リバティタウン、被害者は会社社長ビル・ロビンズ
タッチペン操作で捜査を進行、快適なインターフェースを実現
ゲームの目的:情報を集め、真犯人を突き止めて逮捕すること
合計30人以上の登場人物から関係者を絞っていく
ゲームオーバーやバッドエンドは存在しない
システムと特徴
地道な聞き込み・家宅捜索・鑑識・取調べなど、本格刑事体験が可能
証拠品は鑑識課で調査、逮捕には検事の許可が必要など捜査手順がリアル
「キャサリンの手紙」(チュートリアル)や「先輩刑事ジャドへの手紙」(ヒント)で初心者も安心
全項目を選んでいく「総当たり式」ゲームシステムが基本
コマンドを消化しないとフラグが立たず、進行不能になる場合あり
評価点
派手さはないが、地道な捜査とリアリティが楽しめる
登場人物のグラフィックがリアルで、米ドラマ的な雰囲気を演出
初心者でもクリア可能な設計、総当たりでも進行できる親切設計
全100%クリアで「Epilogue」「Sequel」などの後日談が解禁
ハードボイルド調のストーリーとサスペンス性は根強いファンも多い
問題点
登場人物が多すぎて名前を覚えにくく混乱しがち
聞き込みや移動が作業的でテンポが悪い、ゲーム性より手間が目立つ
証言や新情報の取得条件がわかりづらく、全問かけ聞きが前提
昔のPC版をそのまま流用したような古さが感じられる構成
サブタイトル「殺人倶楽部」がネタバレ気味
トリックや展開に派手さがなく、「盛り上がりに欠ける」という評価も
BGMは雰囲気に合うものの、PCエンジン版の名曲は未収録
ヒントがないと詰まりやすく、攻略サイトの併用を推奨する声も
リアル寄りだが、終盤は容疑者を片っ端から逮捕する強引さもある
Switchにも移植されたが、知名度は依然として高くない
総評
総当たり式で気軽に楽しめる反面、根気が必要な“作業ゲー”
神宮寺三郎シリーズに近いが、ビジュアルや推理の面でやや劣る
名作ともクソゲーとも言えないが、じっくり取り組むタイプにはおすすめ
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
4,180
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
1,470
ハード
ニンテンドーDS
ジャンル
ミステリー / アドベンチャー
シリーズ
J.B.ハロルドシリーズ
開発元
発売元
fonfun
国内売上数
0
世界売上数
0

駿河屋価格チャート

※箱説付き金額を優先
※価格取得は2週ごとに行います

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