コンシューマーゲーム大辞典

MacVentureは、4つのアドベンチャーゲームシリーズで、ポイント＆クリック型インターフェースを持つ。
最初のゲーム「Deja Vu」（1985年）を含む4つのゲームは、ICOM SimulationsによってMacintosh向けに開発された。
他のプラットフォームにも移植され、様々なコンソールでも利用可能。
MacVentureエンジンは1985年に開発され、データの圧縮ルーチンが必要だった。
シリーズにはBeyound ShadowgateやShadowgate 64のような続編も制作されたが、背景ストーリーは異なる。
現在、MacVentureの権利はZojoiが保持している。
ゲームインターフェースはデスクトップスタイルで、アイテムはドラッグ＆ドロップで管理される。
一人称視点でプレイし、ユーザーインターフェースはMacのウィジェットツールキットを使用。
時間制限が物語に組み込まれており、各ゲームに独自の制約がある。
環境は詳細に描写され、プレイヤーは自由に移動できるノンリニアなゲームプレイが可能。
各ゲームのグラフィックは256×171ピクセルで、スタティックだが制限されたアニメーションがある。
インターフェースは「自分」ウィンドウを持ち、プレイヤーを参照できる。
ゲームのセーブは通常のファイルとして保存される。
1990年代初頭、ICOM Simulationsは4つのMacVentureのWindows 3.1版を製作。
Zojoiは2014年に「Shadowgate」のデジタルリメイクをリリース。
シリーズは2003年までに200万本売れた。
アニメーションや音楽の使用は限られており、主に効果音を使用。
NES版では技術的制約でゲーム内容が大幅に変更された。
グラフィックスとサウンドは後のバージョンでリメイクされたが、元の環境とは異なる点がある。