コンシューマーゲーム大辞典

ゲームボーイカラー専用
「Commander Keen」は2001年6月、ActivisionによってGame Boy Color用に開発された横スクロールプラットフォーマーゲーム。
このゲームは、1990-91年にリリースされたオリジナルシリーズから10年後に発表された。
主人公は、8歳の天才少年ビリー・ブレイズ（Commander Keen）で、三つの異星世界を旅し、宇宙を破壊する武器を防ぐためのプラズマクリスタルを集める。
ゲームプレイでは、敵との戦闘や障害物を避けながら、走ったり跳んだりする要素が含まれている。
オリジナルシリーズはid Softwareによって制作されたが、成功した3Dシューティングゲームにより、さらなるエピソードの計画は中止された。
1999年、idの創業者ジョン・カーマックがGame Boy Color用のゲームのアイデアを考慮していた。
Activisionがデビッド・A・パーマー・プロダクションに開発を委託。
ゲームは2001年4月に発表され、翌月にリリースされた。
批評家からは賛否両論のレビューが寄せられた。
グラフィックに関しては、高評価と批判が入り交じる。
ゲームは、プレイヤーが進行状況を記録できるパスワードシステムを含む。
戦闘では、一時的に敵を刺激するニューロレイブラスターを使用しなければならない。
ゲームには3つの難易度設定があり、敵の種類や数が変化する。
ビリーは、自己の宿敵モーティマー・マクマイアとその同盟者に立ち向かう。
ゲームは最終的にクリスタルを集め、宇宙破壊を阻止するストーリーが展開される。
元々のCommander Keenシリーズは1990年に始まり、成功を収めたプラットフォーマーゲームである。
デビッド・A・パーマーは過去にidのゲームのポータブル版を作りたがっていた。
ゲームは、オリジナルシリーズからの要素を取り入れつつ新たに開発されている。
プレイヤーはレベルをクリアするごとにポイントを獲得でき、ライフの追加や特定のアイテムを集めることでゲームが楽しめる。