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バイオハザード コード:ベロニカ完全版

更新日 2025/05/17
バイオハザード コード:ベロニカ完全版
2003年夏にカプコンからGC向けに発売されたシリーズの正統派完全移植。
元はDCオリジナルタイトルとして登場し、のちにPS2にも「完全版」が展開。
GC版はPS2の完全版を忠実に再移植した内容。
主人公はクレア・レッドフィールドとその兄クリス・レッドフィールド。
舞台はロックフォート島と南極基地、バイオシリーズでも屈指の長編構成。
シリーズ初のフルポリゴン背景を採用し、カメラがダイナミックに追従。
全体のボリュームはシリーズ最大級で、前後編に分かれる構成。
ストーリー性が極めて高く、ドラマ性も強化。
従来作以上に謎解き要素が複雑で難易度が高い。
弾薬や回復の管理がシビアで、アイテム整理に悩まされやすい。
一部敵はエリア再訪時に復活するため消耗が激しくなる傾向。
中盤から登場するサイドパックで所持品数を増やせるが、必須レベルの重要性。
難易度NORMALでも十分歯ごたえがあり、初見殺しの場面も多い。
特に後半の感染スティーブ戦は理不尽な難易度と演出で悪評高い。
使用できないがナイフが非常に強力で、BATTLE GAMEでも活躍。
脱出イベントの演出、BGMも好評で、音楽面の評価も高い。
ウェスカーが復活し、超人的な存在として再登場。
クレアとスティーブの関係性、そして兄クリスとの絆がテーマ。
アシュフォード兄妹(アルフレッド&アレクシア)の狂気がシリーズでも異彩。
追加要素として / BATTLE GAME(おまけモード) / が用意され、やり込み可能。
/ 二丁拳銃(デュアルウェポン) / など新たな演出が導入され、アクション性も強化。
視認性が悪くなるほど暗い画面演出も特徴(好みが分かれる)。
操作性はラジコン式を継承しつつ、PSシリーズとボタン配置が異なり混乱しやすい。
旧シリーズ(1〜3)の集大成的な作品で、物語も重要な節目に。
アンブレラ崩壊の序章としての意味合いも強く、シリーズ史に直結。
GC版ではプリレンダ背景非対応で、演出面はやや劣化あり(DC版特有の強みが失われた部分も)。
それでもGCならではの安定動作と快適なロードが魅力。
『4』への繋ぎとしても重要で、ストーリー把握のためにプレイ価値が高い。
全体的に理不尽さと緊張感が絶妙に両立している作品。
現在も「隠れた傑作」や「最も骨太なバイオ」として再評価されている。
発売日
北米2003/12/03
欧州2004/03/12
ブラジル未発売
販売価格
5,280
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
10,500
国内売上数
0
世界売上数
0