コンシューマーゲーム大辞典

『Mortal Kombat: Deadly Alliance』は2002年にMidwayが開発・発売した格闘ゲーム。
Xbox、PlayStation 2、GameCube、Game Boy Advance向けにリリース。
アーケード版のない初の家庭用専用『Mortal Kombat』ゲーム。
シリーズの第5作品で、1997年の『Mortal Kombat 4』の続編。
ストーリーは、魔法使いのクァン・チーとシャオ・ツンの同盟を中心に展開。
リュウ・カンがプレイアブルキャラクターとして不在の唯一の作品。
ジョン・トバスがプロジェクトから離れた最初の作品。
キャラクターは3つの格闘スタイルを持ち、戦闘システムが大幅に改善。
特殊技の数は減少し、各キャラクターは1つのフェイタリティを持つ。
新しい「Konquest」モードがストーリーを拡張し、キャラクターのチュートリアルとなる。
課金システム「Krypt」が導入され、キャラクターやコスチュームをアンロック可能。
ゲームボーイアドバンス版の『Tournament Edition』は追加モードやキャラクターを含む。
ゲームは批評家から好評を受け、フランチャイズを復活させた。
発売直後、350，000ユニットを販売し、その後2，000，000ユニットを超える成功を収める。
現在までに、3.5百万ユニット以上が販売された。
ゲームのサウンドトラックにはAdemaの楽曲「Immortal」が使用され、プロモーションにも貢献。
ストーリーはナゼルレルム、アウトワールド、エデニアなどで展開し、キャラクターのバックストーリーが深堀りされる。
プレイアブルキャラクターは21名、隠しキャラクターと未プレイ可能なキャラクターも存在。
シリーズ内での物語の連続性があり、後の『Mortal Kombat: Deception』で続きが描かれる。