コンシューマーゲーム大辞典

『ワンダーボーイ』は、セガの横スクロールアクションゲームで、1986年にアーケードで稼働開始。
開発はエスケイプ（LAT）で、ゲームデザインと音楽は西澤龍一が担当。
プレイヤーは主人公のボーイを操作し、さらわれた恋人ティナを救出するのが目的。
ゲームはシンプルな操作で高い難易度を持ち、全32面、8エリア×4ラウンドで構成。
エネルギー（VITALITY）の減少や敵や障害物との接触がゲームオーバーの要因。
アイテム収集が重要で、道中に見つかるタマゴを割ると様々なアイテムが出現。
各エリアの最後にはボスの「キング」が登場し、ティナの落とし物を奪還することでエリアクリア。
映像効果や敵の配置により、後半のエリアは特に難易度が高い。
続編として『ワンダーボーイ モンスターランド』が開発され、シリーズ化された。
家庭用ゲーム機への移植も多く、高橋名人の冒険島としても展開された。
アーケード版は日本国内外で好評を博し、評価されている。
リメイク版や移植版も存在し、内容やボーナス要素が追加されている。
各エリアにはボーナス得点や特殊アイテムが存在。
アイテムには無敵状態を引き起こすものやエネルギー回復アイテムあり。
複数のプラットフォームでリリースされ、現在でも人気が継続している。
最終エリアクリア条件にドールを収集する必要があり、高難易度を際立たせている。
キャラクターのデザインや動作が評価されており、幅広いプレイヤーに支持されている。