コンシューマーゲーム大辞典

『SSX』シリーズ第4作目で、スノーボード／スキーをテーマとしたアクションレースゲーム。
ゲームキューブ版限定でマリオ、ルイージ、ピーチがゲスト参戦。
マリオたちは「QUICK PLAY」モードでのみ使用可能。
スターやキノコなどマリオシリーズ風デザインのコースも存在。
プレイヤーはスノーボードまたはスキーを選択可能。
オリジナルキャラクター作成システムを初導入（性別・体型・顔・髪型など）。
メインモードは「THE TOUR」で、ミッションをクリアしてランクを上げていく。
ミッションはレース、トリック、チェックポイント、逃走など多彩。
スピード感と滑走感が高評価で、高速滑走による爽快感が魅力。
ステージ構成はリアル志向より爽快さを重視した設計。
操作はシンプルでトリックも出しやすく、初心者でもプレイしやすい。
獲得した賞金でウェア、アクセサリ、髪型などを購入・カスタマイズ可能。
コスチュームにはスケルトンやパンダなどのユニークな着ぐるみ衣装も。
ゲーム内の音楽はプレイリスト編集機能付きで好みにカスタマイズ可能。
一部ミッションで一般スキーヤーがコース上に登場し、妨害要素になる。
「QUICK PLAY」モードではキャラの性能が表示されず選択が不親切。
前作『SSX3』に比べて演出面で音楽の印象がやや弱いという声も。
DJの実況が廃止され、没入感に欠けるとする意見も。
レース開始までの演出がカットされ、マップ選択即スタート仕様に変更。
前作よりもキャラクター間の衝突（タックル）の自動化が進み、攻撃が容易。
キャラ成長はボードやスキーの性能に依存する仕組み。
後半の難易度は高く、勝利時の達成感は大きいがストレスも強め。
街中や障害物が多いコースが増加し、破壊ギミックも楽しめる。
「逃走系」「レール滑走指定」など新しいルールのミッションが追加。
キャラメイクは微妙で、顔の造形が怖いとのレビューもあり。
グラフィックやエフェクトはGC水準として良好な評価。
全体的にバランスの取れた作品で、前作とは違った魅力あり。
SSX3ファンには好みが分かれるが、新要素を楽しみたい人にはおすすめ。
ゲスト参戦マリオ勢の存在がゲームキューブ版最大のセールスポイント。