コンシューマーゲーム大辞典

「Marvel Nemesis: Rise of the Imperfects」は、PlayStation 2、Xbox、GameCube、Nintendo DS、PlayStation Portable向けの格闘ゲーム。
2005年9月に北米で、同年10月にPAL地域で発売された。
ゲームは「The Imperfects」と呼ばれる新たなスーパーヴィランチームとMarvelコミックスキャラクターの闘いを中心に展開。
批評家からは賛否が分かれる評価を受けた。
2007年には続編「Marvel Chaos」が発表されたが翌年にキャンセルされた。
プレイヤーはMarvelのヒーローとEAが創造したオリジナルキャラクターを操作。
戦闘は動きやすさを優先し、ファイナル技のようなフィニッシュムーブも搭載。
PlayStation 2およびXbox版でオンラインマルチプレイヤー機能があり、2007年9月にサーバーが閉鎖。
ストーリーは、デアデビルがエレクトラに援助を求めることから始まる。
エレクトラはデアデビルを助け、Niles Van Roekelの支配から解放。
Mayaという少女は「Paragon」と名乗り、最強の戦士を目指す。
MayaはRoekelを倒し、侵略を阻止する。
ゲームは2004年1月に「Marvel vs. EA」として発表された。
Marvel ComicsとEAのパートナーシップの下で初めてのゲーム。
ストーリーとコミックには矛盾があるが、キャラクターは共通。
18人のプレイ可能キャラクターが登場し、Marvelのキャラクター10人とImperfectsのメンバー8人が含まれる。
コンソールやPSP版では「混合または平均的な」評価を受けた。
DS版は「一般的に不利なレビュー」を受けた。
AIの相手が特定の技を連発することで不満が集中。
ゲームの評価は低いため、EAのキャラクターは他のMarvelの作品には登場していない。