コンシューマーゲーム大辞典

「Spartan: Total Warrior」は2005年に発売されたハックアンドスラッシュゲーム。
プレイステーション2、ゲームキューブ、Xbox向けに開発され、セガが出版。
トータルウォーシリーズのスピンオフ作品。
スパルタの戦士がローマ帝国に立ち向かう物語。
プレイヤーキャラクターのスパルタンは、アレスの指導を受ける孤児。
戦闘にはシンプル攻撃とラジアル攻撃の2種類がある。
大規模な戦闘が特徴で、攻守のバランスが求められる。
各武器には固有の特性があり、新しい武器がストーリーを進めることで解放される。
マジックや力を使用する「神の力」も存在。
ゲームのテクニカル部分は、PS2のベクトルプロセッサを活用している。
開発チームは正式なトータルウォーゲームがコンソールで実現不可能と判断し、アクションゲームに方向転換した。
批評家たちは戦闘メカニクスやスケール感を高く評価した。
一方、高難易度や繰り返しアクション、ボスバトルへの批判もあった。
趣味や神話を取り入れたストーリーはあくまでもフィクション。
ゲームはMicrosoft Xbox Liveでオンラインをサポート。
年齢制限はCERO D（17歳以上対象）。
各プラットフォームでは異なる評価を受けた。
ゲームエンジンの能力により、最大170人の敵を同時に描画可能。
ストーリーの中心は帝国の侵攻とスパルタの抵抗。
ゲームの最終目的は、スパルタンのアイデンティティと復讐の完遂。
開発は進化するテクノロジーを利用し、シンプルなコントロールを重視。