コンシューマーゲーム大辞典

元作品：PS3版『クロスエッジ』の移植作
コラボ参戦企業：ガスト、カプコン、日本一ソフトウェア、バンダイナムコ、アイディアファクトリー
ジャンル：クロスオーバーRPG
ゲーム内容
異世界に集められた“魂（ソウル）”を解放していく物語。
主人公と各社人気キャラクターが共闘するクロスオーバー構成。
移植に伴い、新規イベントCGや追加要素が収録。
ゲーム進行で「コロシアム」が解放され、強敵と戦いアイテム入手可能。
Xbox LIVEマーケットプレースでキャラクター専用フォーム（衣装）をDLC購入可能。
戦闘はターン制＋連携コンボ重視、戦略性は高め。
敵火力が極端に高く、基本的に「そのターンで仕留める」設計。
町や村は存在せず、休憩所のみで補給やイベントが進行。
会話シーンはクロスオーバー特有の「元ネタ談義」が中心。
評価
Amazon評価：★3.7 / 5（レビュー数14件）
高評価ポイント
コラボキャラ同士の掛け合いが魅力。
連携技やコンボ構築は詰め将棋的で歯応えがある。
合成・調合・強化システムが充実。
声優陣（特に野川さくらなど）の演技が好評。
低評価ポイント
町や探索要素がなく「旅・冒険」の感覚が薄い。
RPGとしては冷たく無機質、世界観に厚みがない。
難易度が非常に高く、雑魚敵でも全滅するバランス。
周回で簡単に全ステータスがカンストする仕様が不評。
ストーリーは淡白、追加要素（コロシアム等）は水増し感あり。
キャラや原作を知らないとネタが理解しにくい。
総評
キャラゲーとしての色が非常に強い一本。
クロスオーバー作品や声優ファンなら楽しめる要素あり。
一方で、RPGとしての「冒険感」やストーリー性は乏しく、一般的なRPGを求めるプレイヤーには不向き。
戦闘は戦略性が高いが難易度が尖りすぎており、人を選ぶ内容。
DLCや周回要素によるやり込みはあるものの、バランス面に難あり。
総じて「コラボキャラ祭りを味わいたい人向け」の niche な作品。