コンシューマーゲーム大辞典

DJ Heroは2009年にFreeStyleGamesによって開発され、Activisionから発売されたリズムゲーム。
Guitar Heroシリーズの初のスピンオフとして登場。
北米では2009年10月27日、ヨーロッパでは10月29日にリリースされた。
ターンテーブリズムに基づいており、94曲のリミックスが特徴。
プレイヤーはボタンを押してアクセントビートを引き出し、クロスフェードやスクラッチ操作を行う。
シングルプレイヤーキャリアモードとマルチプレイヤーモードを含む。
DJのアバターとして実際のDJアーティストが登場し、音楽制作にも関与している。
一般的に好評を受けたが、市場での売上は予想を下回った。
専用のワイヤレスターンテーブルコントローラーが使われる。
プレイヤーはノートを押さえたり、方向にスクラッチを加えたりすることでスコアを獲得。
特定のフレーズを成功で”Euphoria”を獲得し、得点を倍増できる。
F2PモードやDJ vs DJ、DJ vs Guitarのプレイが可能。
DJ Hero 2が2010年に発売され、さらに70以上のマッシュアップが追加。
DJ Heroの市場パフォーマンスは期待を下回ったが、北米での最高売上の新しい知的財産とされた。
マルチプレイヤーモードに対する批評があり、ミニマルなエンゲージメントが指摘された。
サウンドトラックは好評だが、一部のレビュアーには不均一さが指摘された。
グラフィックスに関する懸念が存在し、スタロボの使用が問題視された。
DJ Heroは2009年のタイム誌のベストビデオゲームの一つに選出された。
ActivisionはDJ Heroシリーズを続ける意向を示し、DJ Hero 2を発表した。