コンシューマーゲーム大辞典

Band Heroは2009年にNeversoftによって開発され、Activisionが出版したリズムゲーム。
Guitar Heroシリーズのスピンオフで、2009年11月3日にPS2、PS3、Xbox 360、Wii、Nintendo DS向けに発売。
ゲームはGuitar Hero 5に似ており、フルバンドプレイが可能（ギター、ベース、ドラム、ボーカル）。
DS版では「Guitar Grip」や新しいドラムスキンを使用。
Taylor SwiftやAdam Levine、No Doubtがゲーム内でプレイ可能なアバターとして登場。
ゲームはミックスレビューを受け、特にティーンエイジャー向けとみなされることが多かった。
フルゲームには65曲が収録され、Guitar Hero 5の85曲と比べて少ない。
No Doubtがアバターの不適切な使用を理由にActivisionを訴訟。
バンドモーメントやバンドリバイバルなどの機能がGuitar Hero 5から引き継がれている。
DS版では同じ楽器が使用可能だが、フルバンド体験はDS Liteのみ。
プレイヤーは最大4人までのマルチプレイが可能。
ゲームの宣伝にはTaylor Swiftや他の有名アーティストが出演した広告がある。
発売時に30曲がDS版に収録され、コンソール版と同じジャンル。
ゲーム内の楽曲には家族向けに修正されたものもあり、一部のレビューで批判された。
2010年にはBand Heroの続編が計画されるも、音楽ゲーム市場の低下により取りやめ。
Band Heroは596，000ユニットを北米で販売。
Activisionは徐々に楽曲のライセンスを取得する努力を続けている。
全DLCはBand HeroとGuitar Hero 5で互換性があり、輸出も可能。
最終的に、No Doubtとの訴訟は和解に至った。