コンシューマーゲーム大辞典

「Transformers: War for Cybertron」は、High Moon Studiosによって開発され、Activisionによって出版されたサードパーソンシューティングゲーム。
2010年6月にXbox 360、PlayStation 3、Nintendo DS、Microsoft Windows向けにリリースされた。
ゲームはトランスフォーマーの故郷であるサイバートロンを舞台にしており、オートボットとディセプティコンの間の内戦を描写。
プレイヤーはオートボットまたはディセプティコンのどちらかの派閥を選択し、それぞれ異なるキャンペーンを体験できる。
プロットは、全トランスフォーマーのエネルギー源であるエネルゴンの危険なバージョンであるダークエネルゴンを中心に展開。
ゲームは三人称視点でプレイされ、キャラクターはリーダー、兵士、科学者、スカウトの4種類に分類される。
各キャラクターは自身の武器や能力を持っており、ロボット形態とビークル形態を自由に切り替え可能。
ゲームモードにはシングルプレイヤーとオンライン協力プレイがあり、プレイヤー数が足りない場合はAIが残りのキャラクターを操作。
競争モードではプレイヤーはオリジナルキャラクターを作成し、カスタマイズ可能な要素がある。
マルチプレイヤーモードにはデスマッチ、チームデスマッチ、支配、爆弾設置などが含まれる。
ゲームは比較的良い評価を受け、特にマルチプレイヤーとキャラクターデザインが称賛された。
繰り返しのビジュアルデザインが批判されることもあった。
DLCパックが2つリリースされ、予予約特典キャラクターや新マップが追加された。
売上はアメリカで21万9千本を記録した。
シリーズの続編「Transformers: Fall of Cybertron」が2012年に発表され、そのストーリーを完結させる。
主要な声優陣には、オプティマス役のピーター・カレンが含まれる。
Unreal Engine 3で開発され、物理演算はHavokを使用している。
Hasbroとの密接な協力によりデザインとストーリーが創作された。
Cybertronの世界は巨大なスケールで設計されている。
各キャラクターは新しいデザインが施されており、トランスフォーマーの歴史に基づいている。