コンシューマーゲーム大辞典

DJ Hero 2は2010年にFreeStyleGamesが開発し、Activisionが出版したリズムゲームで、DJ Heroの続編。
プレイステーション3、Wii、Xbox 360で2010年10月に世界中で発売された。
特殊なターンテーブルコントローラーを使用して、ターンテーブリズムをシミュレーションする。
プレイヤーはスクロールするインジケーターのタイミングに合わせてターンテーブルでアクションを行いポイントを獲得。
新たに追加されたフリースタイルモードで、プレイヤーはトラックのクロスフェードやサンプルエフェクトを自由に加えられる。
83のリミックスが様々なジャンルの曲から構成され、新しいミックスはダウンロード可能。
デヴィッド・ゲッタやデッドマウス、DJクワーバートなどのプロDJが参加。
シングルプレイヤーの「エンパイアモード」や、オフライン・オンラインの協力・対戦プレイが可能。
ゲームは高評価を得たが、売上は低迷し、続編計画は2011年2月に中止された。
コントローラーには回転ターンテーブル、ノートをマッチさせるためのボタン、クロスフェード用スライダーが含まれる。
プレイヤーはポイントのスコアを上げるために、連続してアクションを成功させることでマルチプライヤーを増やせる。
フリースタイルセクションでは、トラック間の切り替えを行うことができ、音響効果の強いポイントを見逃さないように点数を評価される。
企業の戦略により、ヒップホップ以外のジャンルからの曲も取り入れられた。
多人数用の「パーティープレイ」モードを導入し、プレイヤーはプレイ中に難易度を変更できる。
ゲームの発表は2010年6月、発売前にはアーティストとのコラボレーションが模索されていた。
楽曲の選定では、ヨーロッパのアーティストからも多くのダンス・ポップ曲が収録。
発売時には無料のプロモーションアイテムが付属、バグのパッチも提供された。
音楽ビデオはゲームの映像を使用して製作され、内容が広く評価された。
ゲーム内のDJミックスはダウンロード可能で、プレイヤーのフィードバックを基に新機能が追加された。
音楽ライセンス取得は依然として困難であったが、アーティストとの関係の改善に努めた。