コンシューマーゲーム大辞典

007 Legendsは、イギリスの秘密エージェント、ジェームズ・ボンドをテーマにした一人称シューティングゲーム。
Eurocomが開発し、2012年10月にActivisionからPlayStation 3とXbox 360向けにリリース。
その後、Microsoft WindowsとWii U版もリリースされたが、オーストラリアでのWii U版はキャンセルされた。
ゲームは、ジェームズ・ボンド映画シリーズの50周年を記念してリリースされた。
シングルプレイヤーキャンペーンには、6人のボンド俳優のエピソードから選ばれたミッションが含まれている。
各ミッションには、特に「スカイフォール」が追加コンテンツとして使用される。
ゲームは一般的に否定的な評価を受け、特にゲームプレイとミッションの選択が批判された。
Multiplayer機能には、4人のローカルプレイと最大12人のオンラインプレイが含まれている。
ステルス要素が強化され、3つのガジェットが最初から使用可能。
プレイヤーは経験値を獲得してガジェットや武器をアップグレード可能。
ミッションは「ゴールドフィンガー」や「月に行く」といった人気の映画に基づいている。
ゲームのリリース後、全プラットフォームでのパフォーマンスは批判された。
Activisionは他のジェームズ・ボンドゲーム（0402）を撤回し、Eurocomは閉鎖された。
ゲームは、007シリーズのビデオゲームとして最後の作品となり、2020年には新しいボンドゲームが発表された。
プレイヤーのスコアはオンラインリーダーボードにアップロードされる。
エンジンは前職の「ゴールデンアイ007：リローデッド」と同様のものを使用。
プレイヤーは様々な武器を使えるが、ステルスプレイの必要性が高まっている。
ミッションの選択肢については、特に批判が多かった。
ゲームのシナリオは統合されておらず、各ミッション間の接続が曖昧。
ゲームデザインは「コール・オブ・デューティ」との類似性が指摘された。
リリース後、Activisionはライセンス契約を終了し、ゲームはストアから削除された。