コンシューマーゲーム大辞典

レビュー評価：★4.2（26件）
■ 特徴・ゲーム性
『モンスターワールド』シリーズの精神的続編
プレイヤーは6つのモンスターに変身して戦う
各変身形態には独自のスキルと能力がある（例：カエルで舌を使ってスイング、ドラゴンで飛行＆炎）
ステージは広大な探索型（メトロイドヴァニア系）で、スキルによって行動範囲が広がる
武器や装備品はアップグレード可能
隠しアイテム・ギミックが豊富でやり込み要素が高い
ボス戦は歯ごたえあり、謎解きも多め
■ グラフィック・音楽・演出
手描きアニメーション風の美麗グラフィック
アニメ調のキャラモーションが滑らかで表情豊か
音楽は古代祐三、桜庭統、山根ミチル、小林啓樹、柳川剛など豪華作曲陣が担当
曲のクオリティが非常に高く、レトロと現代的センスの融合を感じる
■ 良い点（レビューから）
アクション・謎解き・探索のバランスが良い
やりごたえ十分で30時間以上遊べるボリューム（トロコン基準）
過去シリーズへのリスペクト演出あり
難しめの難易度で歯ごたえがあるが理不尽ではない
レトロゲーファンに刺さる丁寧な作り
PS5へのアップグレードも対応（PS4版所持で100円）
■ 注意点・欠点
ミニマップなしで道がわかりにくいとの声
変身切り替えの頻度が高く、煩雑に感じる人も
初期HPが少なめで序盤が辛いという意見あり
一部アイテムが使用回数制限＆自然回復しない仕様
PS5初期はフリーズ報告あり（現在はアップデートで改善済）
英語翻訳からの日本語修正はあるがやや直訳的と感じる部分も
■ 向いている人
昔のワンダーボーイ・モンスターワールドシリーズ経験者
2D探索アクションが好きな人（Ori， Hollow Knight等）
絵本調のグラフィックや動物キャラが好みの人
難易度高めでも達成感を求めるゲーマー
総じて、クラシックな2Dアクションアドベンチャーの現代進化系とも言える高品質作品。
やり込み・探索・音楽・手描きアニメ感など、どれも丁寧に作り込まれており、レトロゲー＋現代ゲーの良さを併せ持つタイトルです。