コンシューマーゲーム大辞典

ヒューマン株式会社は1983年に鈴木長四郎によって設立された日本のゲームソフト開発会社。
1989年にファーストタイトル『ファイヤープロレスリング コンビネーションタッグ』をリリース。
主な看板タイトルにはファイヤープロレスリングシリーズとフォーメーションサッカーシリーズがある。
ホラーアドベンチャーゲームのクロックタワーシリーズやトワイライトシンドロームシリーズも人気。
スーパーファミコン向けで「シネマティックライブ」システムを導入したゲームも登場。
1998年にアーケードゲーム事業から撤退し、大幅な赤字を計上。
1999年11月に和議を申請し、同年に37億900万円の負債を抱えて倒産。
2000年に破産し、会社は解散。
ヒューマンの人気タイトルはスパイクに権利が取得され、新たに設立されたヴァイル株式会社で開発が継続された。
ゲームクリエイター養成専門学校を1990年に開校、業界初とも言われる。
2000年に経営権が別会社へ譲渡され、学校名は「プロフェシオ クリエイティブスクール」と変わった。
2003年に学校は閉校し、ヒューマンの教育事業は終了した。