コンシューマーゲーム大辞典

『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』は2054年から2061年を舞台にしたFPSゲーム。
コール オブ デューティシリーズの11作目で、2014年に日本語版が発売された。
世界中のインフラが破壊され、民間軍事会社「アトラス社」が権力を握る。
プレイヤーは元海兵隊員ジャック・ミッチェルを操作し、アトラス社の一員として戦う。
開発はSledgehammer Gamesが行い、これが3スタジオ体制での初作品。
近未来設定で、新たな技術（VTOLヘリ、四足歩行兵器、強化外骨格）が登場。
新要素として「ブーストジャンプ」「ブーストスライド」「ブーストスラム」が採用され、空中戦が強化される。
軍事専門家や未来学者が制作に協力し、リアリティを追求。
物語には、韓国での北朝鮮の侵攻、テロ組織KVA、核汚染テロなどが含まれる。
主要キャラクターにはミッチェル、ギデオン、イロナ、アイアンズがいる。
アイアンズはアトラス社の社長で、冷徹な裏の顔を持つ。
KVAは国際テロ組織で、核汚染テロを実行。
マンティコアはDNA選択性生物兵器で、詳細に描写されている。
ゲームは協力プレイモードを追加しており、プレイヤーは生き残りを目指す。
多くの受賞歴があり、特に視覚効果やサウンドデザインで評価されている。
シリーズの続編は『CoD:WWII』が開発され、AWの続編は実現しなかった。
開発中の労働環境は厳しく、社員は長時間労働を強いられた。
ケヴィン・スペイシーがアイアンズ役として出演。
音楽はハリー・グレッグソン＝ウィリアムズらが担当。
公式サイトでの商標取得は2010年から。
ゲーム内のキャラクターは声優やモーションキャプチャを通じてリアルに描かれている。