コンシューマーゲーム大辞典

『NBAジャム』は1993年にミッドウェイゲームズからリリースされたアーケードスポーツゲーム。
アメリカのプロバスケットボールリーグNBAを題材にしている。
ゲームは2対2の試合形式で、初のNBA公認アーケードバスケットボールゲーム。
プレイヤーは非現実的なプレイスタイルでスラムダンクが可能。
物理法則を無視し、相手を押しても反則にならないルール。
連続シュートで火が付き、ターボゲージが強化されるシステムがある。
多数の隠し機能や裏技（イースターエッグ）が搭載されている。
マイケル・ジョーダンが法的理由で登場しない。
ゲームはデジタル描画されたキャラクターが動き回る仕組み。
続編『NBA Jam Tournament Edition』が1994年にリリースされた。
アクレイム・エンタテインメントとミッドウェイの分業体制が問題を引き起こす。
2010年にはEAスポーツが新たな『NBAジャム』をリリースした。
ゲーム内のフレーズがアナウンサーのマーヴ・アルバートに基づいている。
アクレイムは2004年に倒産、ミッドウェイも2009年に倒産した。
隠しキャラクターとして当時の大統領夫婦が登場することもあった。
アーケード版と家庭用版で異なるチームリストを使用。
アートワークはアマチュア選手の映像を基にしたデジタル処理が用いられている。
初期段階での映画やCMとのコラボレーションが行われたこともある。
隠しゲームとして戦車が登場するミニゲームもある。