コンシューマーゲーム大辞典

T＆E SOFTは日本のコンピューターゲームメーカーで、1981年に設立された。
初期はPC-6001向けのゲームからスタートし、多機種展開を行った。
ヒット作に『3Dゴルフシミュレーション』やスターアーサー伝説、ハイドライドシリーズがある。
1989年にゴルフゲーム『遙かなるオーガスタ』が看板作品として登場。
経営難により1990年にクリスタルソフトと合併し、大阪開発部を設立。
家庭用ゲーム機市場へも進出し、ファミコンやスーパーファミコンなどにソフトを開発。
2002年、社名をディーワンダーランドに変更。
その後、ディズニーとの提携や、スクウェアへの出資を受ける形で経営を続けた。
2008年にはドワンゴ傘下のゲームズアリーナの子会社となる。
最終的に2013年にスパイク・チュンソフトに吸収合併され解散。
パソコンゲーム時代からファンクラブを運営し、ファンとの交流を重視していた。
多数のゲームイベントを開催し、新作発表や試遊が行われた。
商標権は2005年に株式会社ディープが取得。
ティーアンドイーソフトは、ブランド名として復活し、ゲーム開発が再開された。
2019年にD4エンタープライズが知的財産権を取得。
ヒット作は多様で、ジャンルも幅広い。
創業者は横山俊朗と横山英二で、社名の意味は時代と共に変わった。
東京・名古屋と本社を移転しながら事業を展開してきた。
自社開発の他、他社への開発支援も実施している。
ゲーム開発事業の終了後も、コンテンツの管理が続いている。
歴史的な軌跡は日本のゲーム業界の変遷を反映している。