コンシューマーゲーム大辞典

株式会社ウッドプレイスは1982年6月に設立され、1984年8月に法人化された。
本社は東京都江東区木場に位置していた。
創業者は鈴木正夫で、前職は日本物産（ニチブツ）。
主な事業内容はアーケードゲームの開発・販売、ゲームセンターの経営、電子機器の開発・販売・リース。
サイリ名は本社所在地に由来している。
1988年3月3日に倒産。
アーケードゲームの流通はデータイーストが担当し、日本国外でも販売していた。
倒産後、ゲームの移植や復刻は行われていない。
2017年に鈴木正夫が代表を務める企業からレトロビット ジェネレーション2にウッドプレイスの作品が収録された。
2019年12月10日からプロジェクトEGGにてウッドプレイスの作品が配信され始めた。
ウッドプレイス倒産後、版権は鈴木正夫が保有・管理している。
代表的な作品には「キングオブボクサー」「ミッション660」「クラッシュロード」「ファイヤートラップ」「ザ・ディープ」がある。
作品の一部はカネコやタイトーと関連している。
会社はアーケードゲーム業界での重要な存在であった。
企業の倒産は業界の変化を反映している。
倒産から数年後に、過去の作品の再評価が進んだ。
版権管理の重要性が示された。
ウッドプレイスは電子機器も手掛けていたことがある。
データイーストとの関係が強調されている。
公式な復刻は未だ行われていない。
企業の遺産はまだ生き続けている。