コンシューマーゲーム大辞典

トンキンハウスは東京書籍グループのコンピュータゲームソフトブランド。
1986年からゲーム事業を開始、1989年にブランド名を使用開始。
1997年、株式会社東京書籍メディアファクトリー設立。
2000年、社名を株式会社東京書籍メディアフローに変更。
2004年、株式会社学習調査エデュフロントに再変更し、ゲーム事業から撤退。
自社タイトルの攻略本も発売していた。
初期は知育系ゲームをリリース、後に純粋なゲームソフトへ転換。
コンパイルにソフト開発を委託、日本ファルコムのタイトル移植も行った。
ファミコンソフト全盛期、自社タイトルや攻略本で注目を集める。
CD-ROM市場への移行により、ギャルゲー主体のラインナップに変化。
代表作には「けいさんゲーム」シリーズや「ロマンシア」などがある。
最終作は「D→A:WHITE」。
ブランドの完全撤退は2006年2月。
公式サイトは2008年で閉鎖された。
自社タイトルは多様なジャンルを網羅していた。
開発元の多様性がゲームの質を向上させた。
作品の難易度に関する批判も存在した。
親会社の東京書籍がブランドを数年ぶりに引き継ぐ。
廉価版作品「D→A:BLACK」と「D→A:WHITE」は撤退の際の最後のリリース。
業界内での他ブランドとの関係は無い。
トンキンハウスは日本のゲーム業界に対する影響を持っていた。