コンシューマーゲーム大辞典

1987年6月5日、レランド社が設立された。
レランド社はシネマトロニクスの資産から生まれた。
トレードウエストの子会社として、アーケードゲームと家庭用ゲームの開発を行った。
シネマトロニクスはベクターグラフィックスを使ったゲームで知られている。
トレードウエストはアーケードゲームを他社からライセンスして製造していた。
レランド社の初リリースは「クォーターバック」(1987年)。
セレブのendorsement戦略が成功し、いくつかのゲームに適用された。
アーケードゲームは家庭用ゲーム機に移植された。
Leland Interactive Mediaという新ブランドが設立された。
1994年にWMSインダストリーズがトレードウエストを買収。
レランド社は1997年に正式に解散された。
主なゲームには「スーパードッジボール」、「アイバン「アイアンマン」スチュワートのスーパーホフロード」などがある。
レランド社のゲームは、家庭用市場向けに開発されたことが多かった。
最後のアーケードリリースは「ドラゴンズレア II: タイムワープ」(1991年)。
ゲーム開発には物理的なモックアップが使用された。
設立当初、ジム・ピアースが社長だったが、後にジョン・ロウに交代。
サブディビジョンとしての活動が続けられ、ゲーム開発のチームが大規模化した。
レランド社のビジネスモデルは、アーケードから家庭用ゲームへの移行があった。
多くのゲームが外部開発者との協力で制作された。