コンシューマーゲーム大辞典

株式会社NMK（エヌエムケイ）は、東京都千代田区にあったゲーム開発企業。
前身は株式会社日本マイコン開発で、1985年に設立された。
創業メンバーは琴寄幸雄、中里民雄、牧洋資。
初期はジャレコから出資を受けてビデオゲーム開発を行っていた。
1989年にNMKを設立し、日本マイコン開発を吸収合併。
代表作『サンダードラゴン』は1991年に発売され、約5，000枚のヒットを記録。
AM業界の変化により業績が低迷し、1995年にビデオゲーム開発事業から撤退。
以降はゲームセンター運営とプライズ機の開発に注力。
1997年度には売上約13億2千万円を計上するも、その後資金繰りが悪化。
1999年に会社解散を決定し、倒産。
NMKが所有していた権利は2017年にハムスターが継承。
NMKはシューティングゲームの開発に定評があり、作風は「硬派」と評される。
ゲーム開発に加え、ハードウェアの基板設計も手掛けていた。
社名のNMKは創業メンバーの頭文字を取ったもの。
その他の主な作品には『はちゃめちゃファイター』や様々な麻雀ゲームが含まれる。
清算中の資金不足により1999年に不渡りを出した。
一部ゲームは他社名義でも発売された。
ジャレコやUPLとの共同開発も行っていた。
NMKに関与したクリエイターや音楽家も多く存在した。
同社はビデオゲーム業界において重要な役割を果たしていた。