コンシューマーゲーム大辞典

『メダロット』は1997年にイマジニアから発売されたゲームソフトから始まるシリーズで、ゲーム、漫画、アニメが含まれる。
物語の舞台は「ロボトル」という競技が流行している世界で、1メートル弱のロボット「メダロット」が戦う。
原作者のほるまりんが多くのメダロットデザインに関与し、ほぼ全作品に参加している。
1997年にはゲームソフトと同時に漫画の連載が開始され、その後アニメやトレーディングカードゲームが展開された。
2004年に発売された『真型メダロット』以降はシリーズに大きな動きがなかったが、2009年に新作『メダロットDS』が発表された。
2010年には『メダロット魂』のDVD-BOXが発売され、ニンテンドー3DS向けの新作『メダロット7』も登場。
メダロットは、メダル（思考部分）を中核とし、骨格や外装などのパーツで構成されるロボット。
シリーズには「カブト・クワガタ」の2バージョンがあり、シナリオは同一だが入手可能なパーツが異なる。
通信対戦でもメダロットのパーツを奪うことが可能で、シリーズ間での設定の共有も行われている。
メダロットシリーズの「メダフォース」「メダスキル」「メダチェンジ」などの新機能も導入されてきた。
メダロットの世界観には、悪用するロボロボ団や平和を守るセレクト隊などが登場することがあり、各作品ごとに異なる設定が存在する。
2017年にはシリーズ20周年を記念した『メダロット クラシックス』が発表された。
2018年11月28日が「メダロットの日」と制定された。
メダロット関連商品として、玩具や育成ゲーム、カードゲームの展開が多数行われている。
ダウンロードゲームやスマートデバイス向けの作品も拡充されている。
知能を持つ機械「メダロット」は、戦闘システムや育成要素が共通しており、さまざまなキャラクターやデザインが存在。
各種メディアにも対応する設定が自由に使用できるように設計されている。
メダロットのデザインには複数のデザイナーが参加し、一般公募も恒例となっている。