コンシューマーゲーム大辞典

『Binding of Isaac: Rebirth』は2014年にエドマンド・マクミレンによってデザインされ、ニカリスによって開発・出版されたローグライクアクションアドベンチャーゲーム。
ゲームはLinux、Windows、macOS、PlayStation 4、PlayStation Vita、Xbox One、New Nintendo 3DS、Wii U、iOS、Nintendo Switchでリリースされた。
『Rebirth』は、2011年にAdobe Flashアプリケーションとしてリリースされた『The Binding of Isaac』のリメイクで、より進化したゲームエンジンを使用している。
『Rebirth』は4つの拡張版（Afterbirth， Afterbirth+， Repentance， Repentance+）を経てコンテンツとゲームモードが追加された。
プロットは聖書の物語に基づき、プレイヤーはアイザックという少年を操作し、母親からの逃避行を描いている。
ゲームプレイはランダムに生成されるダンジョンを進むスタイルで、一度死亡するとゲームオーバーになるペルマデスを採用。
『Rebirth』にはローカルおよびオンライン協力プレイが存在し、『Repentance』では最大4人の協力プレイが可能。
『Rebirth』は批評家からの高評価を受けており、オリジナルの改善点が称賛されたが、グラフィックのイメージが批判された。
ゲームは550万本以上販売されており、ローグライクゲームの中で最高の評価を受けている。
プレイヤーは敵と戦いながらアイテムを収集し、キャラクターの属性や能力の組み合わせを強化できる。
各フロアには特別な部屋（宝箱、ショップ、ミニボス戦など）が存在する。
アイテムにはパッシブ（常時効果）とアクティブ（使用時効果）があり、さまざまな効果をプレイヤーに与える。
物語には隠された内容が多く含まれており、プレイヤーはファンのコミュニティを通じて新しい発見を行うことができる。
特に『Afterbirth+』のリリース時には、コミュニティが作成したモジュールが統合された。
開発者は『Repentance』を通じて最後の主要な拡張として公式にファンメイドコンテンツの一部を取り入れた。
ゲームはEdmund McMillenが次の作品を発表するためのベースとなり、その後に『The Legend of Bum-bo』という前日譚がリリースされた。
プレイヤーはゲームの終了後に異なるエンディングを解放でき、多数の最終ボスと対決することになる。
ゲームの開発には複数のプラットフォームへの適応が含まれており、その中でニンテンドーの協力もあった。
業務上の苦労から、開発者は開発パートナーとしてNicalisとの関係を一時的に断ち、その後また協力関係を再開。