コンシューマーゲーム大辞典

新要素：「ウェスカーモード」収録、日本語ボイス選択可
ゲームシステム
定点カメラ切替方式を踏襲、クラシックな操作感。
「ザッピングシステム」により2人のキャラを切り替えて進行。
実績解除が容易で、進行に応じて獲得できる点は好評。
一方で、ボタン配置が独特で操作性に難ありとの声も。
演出・雰囲気
背景やキャラモデルはHD化され臨場感が増している。
日本語吹替は自然で違和感が少ないが、英語音声の方が雰囲気重視という意見も。
リメイク版ならではの追加演出（例：クリムゾンヘッド、リサ・トレヴァー）で恐怖感が強化。
ムービーシーンの映像が高解像度化されておらず「手抜き感」と指摘されることも。
評価点
原点回帰的なホラー要素が強く、緊張感のある探索が魅力。
HD化で過去作の雰囲気を現代でも楽しめる。
「懐かしい」と当時を思い出しながらプレイできる層に好評。
コレクション性が高く、ファンには価値あるパッケージ。
問題点
操作感が現代のTPSやFPSに慣れたプレイヤーには不親切。
ザッピングシステムのAI挙動が「バカすぎる」と酷評あり。
敵の強さとアイテムバランスが噛み合わず、難易度が理不尽に感じられる。
ムービーの画質が低く、全体の完成度を下げているとの不満。
Xbox One版特有の「進行不能バグ」の報告あり（2018年時点）。
総評
「懐かしさ」と「恐怖」を両立した作品で、シリーズファンには満足度が高い。
ただし、現代的な操作性や快適さを求める新規プレイヤーには不向き。
コレクション的価値やリメイク演出を評価する声と、システム的古さを問題視する声が混在。
一言まとめ
ファン向けの“原点回帰”パッケージ。懐かしさと恐怖は健在だが、操作性や演出の古さが賛否を分ける。