コンシューマーゲーム大辞典

ゲームシステム
主人公が運営するブログ記事のアップ内容でストーリー分岐。
ただし分岐のヒントや指標がなく、試行錯誤必須。
選択結果にリアクションがなく、成功・失敗が不明瞭。
そのため「BAD END」にたどり着きやすい設計。
攻略情報なしでクリアするには根気が求められる。
演出・雰囲気
独特の「オカルト×科学」テーマで展開。
幽霊現象を科学的に解釈する切り口が特徴。
先の読めないシナリオが売り。
イラスト（pako）、ビジュアル面は高品質と評価。
声優陣によるフルボイスも高評価。
評価点
ファンやコレクターにとって価値のある一本。
ビジュアルノベルとしてアートワークの完成度が高い。
Xbox One向けの和製ADVは少なく希少性あり。
コレクション需要が高く、価格もプレミア化傾向。
原作・アニメファンには補完要素として魅力あり。
問題点
分岐システムの不親切さが致命的というレビューあり。
正解ルートに進むための情報不足でストレスが大きい。
攻略サイトなしでは周回が苦痛と感じるユーザーも。
一部では「アニメ以上の内容がない」と酷評。
完全版の噂があるため「様子見する」との声も。
総評
シナリオや設定は魅力的だが、システム面の不親切さで評価を落とす。
アート・音声面は高評価、ゲームデザインは低評価で賛否両論。
プレイヤーによって「コレクション目的」か「純粋にプレイ目的」かで満足度が分かれる。
一言まとめ
世界観と演出は秀逸だが、分岐の不透明さで“理不尽ゲー”扱いされがち。
コレクターや原作ファンにはおすすめだが、ADV初心者には厳しい一作。