コンシューマーゲーム大辞典

スライムランチャーは、アメリカのインディーゲームスタジオMonomi Parkによって開発および公開された農業ライフシミュレーションゲームである。
初期アクセス版は2016年1月にリリースされ、2017年8月1日に正式版がWindows、macOS、Linux、Xbox One向けに発売された。
PlayStation 4版は2018年8月21日に、Nintendo Switch版は2021年8月11日にリリースされた。
DLC「スライムランチャー: シークレットスタイルパック」が2019年6月18日にリリースされ、追加のコスメティックが追加された。
続編である「スライムランチャー2」が2022年9月22日に早期アクセスで登場した。
プレイヤーはBeatrix LeBeauというキャラクターを操作し、Far Far Rangeという惑星でスライムを飼育・育成する。
スライムは様々なサイズと特性を持つゼラチン状の生物である。
ゲームプレイの主な要素は、適切な食べ物を与えることでスライムから「プラート」を生成し、それを売却して新しい資金を得ること。
スライムは、基本のピンクスライムを除いて、果物、野菜、肉のいずれか1種類の食べ物を食べる。
プレイヤーは「Vacpack」という道具でアイテムを吸い込むことができ、限られたアイテムを収納可能。
複数のスライムを組み合わせて「ラルゴ」を作り出し、ラルゴは2種類のプラートを生産する。
バイオームには、友好的、攻撃的、非農業生産、野生のスライムが存在。
餌を与えすぎるとラルゴが攻撃的な「タール」になる。
開発はMiko Popovichのアパートで開始され、チームは効率的な労働時間（1日8時間）を守って作業した。
ゲームは一般的に好意的な評価を受け、すでに200万本以上販売されている。
ゲームはリラックスできる体験として評価されているが、繰り返しが多いとも指摘された。
2023年8月には映画化が進行中であることが報告された。