コンシューマーゲーム大辞典

「Goodbye Deponia」はDaedalic Entertainmentによって開発・発売されたグラフィックアドベンチャーゲーム。
ゲームは「Chaos on Deponia」の続編で、主人公は反英雄ルーファス。
物語の舞台は廃棄物の惑星デポニアで、ルーファスは浮遊都市エリジウムの住人になりたいと願っている。
ルーファスは軍事組織オルガノンの計画を阻止しようと奮闘する。
彼は海賊ボーゾ、エリジウムの少女ゴール、抵抗勢力に助けを求める。
ルーファスとゴールはオルガノンのクルーザーに閉じ込められる。
彼はファンのバリーと出会い、ゴールを救うために行動するが、ボーゾのクルーザーを破壊してしまう。
ルーファスはドクとボーゾによって、ゴールの人格を統合するための実験を強いられる。
ルーファスはオルガノンの指導者アルグスと対峙し、混乱の中でゴールを救おうとする。
ゴールは致死量の薬物を打たれ自らの愛を告白するが、ルーファスは絶望してしまう。
ルーファスはクローン施設で自らのクローンを作り、3人のルーファスが協力する。
最後のオルガノンクルーザーに乗り込んだり、抵抗拠点に戻ったりしながら、ルーファスはゴールとデポニアを救うために奮闘する。
様々なトラブルが発生し最終的に、ルーファスは自己犠牲を選択する。
彼の行動により、ゴールが生き残り、エリジウムでの状況が崩壊しつつあることが明らかになる。
ゲームは一般的に好評を博し、ドイツで大ヒットを記録した。
売上は初週に1万ユニットを超え、アドベンチャーゲームとしての記録を打ち立てた。
ゲームは多くの賞を受賞し、特に「ベスト伝統的アドベンチャー」として認められた。
ゲームの評価や販売状況は、オンラインとデジタル販売に大きく依存している。
ルーファスの運命は最後まで明かされないが、彼の選択が物語に大きな影響を与える。