Xbox One

Return of the Obra Dinn

更新日 2025/09/13

『Return of the Obra Dinn』は2018年にリリースされたアドベンチャー・パズルゲーム。
制作したのはルーカス・ポープで、前作は2013年の『Papers， Please』。
ゲームは1807年を舞台に、東インド会社の調査官が無人の幽霊船を調査するストーリー。
プレイヤーは、亡くなった乗員や乗客の運命を解明する任務を担う。
ゲーム内で使用する『Memento Mortem』は、死の瞬間を再現する懐中時計。
ゲームは1人称視点で進行し、1ビットのモノクロ画像スタイルで表現されている。
船『Obra Dinn』は1813年に帰港するが、乗員と乗客は全員死んでいるか行方不明。
プレイヤーはログブックを用いて、関連する証拠や情報を整理する。
物語は死亡事件のフラッシュバックを通じて進行し、後に詳細が明らかになる。
ゲームは多くの賞を受賞し、特にセウマス・マクナリー大賞を含む。
評判は総じて好評で、多くの専門誌で2018年のベストゲームに選出された。
プレイヤーはキャラクターの名前や死因を推理を元に特定しなければならない。
他のゲームと同様、複数のエンディングや選択肢が用意されている。
ゲームはカタログ方式で、解決した事件はログブックに自動的に記録される。
ルーカス・ポープはこのゲームを情熱プロジェクトと考え、経済的なプレッシャーを感じていなかった。
開発には約4年を要し、最初のデモは2016年に公開された。
物語の複雑性とキャラクターの描写に特に評価が寄せられている。
ゲームは様々なプラットフォーム（PC、Nintendo Switch、PS4、Xbox One）に移植された。
リリース後、ゲームの人気は高く、2023年には歴史的な名作リストに名を連ねた。
ゲームの独自性と論理パズル要素が、多くのプレイヤーに支持された要因とされている。