コンシューマーゲーム大辞典

TERAはBluehole Studioが開発したMMORPGで、2011年に韓国でリリースされた。
2012年に北米とヨーロッパでもリリースされ、複数のパブリッシャーによって配信された。
2013年に無料プレイモデルに移行し、”TERA: Rising”として再ブランドされた。
2014年に新しい大陸を追加し、”TERA: Fate of Arun”に改名。
2020年にEn Masse Entertainmentが閉鎖され、Kraftonがコンソール版のパブリッシングを引き継ぐ。
TERAはリアルタイムバトルシステムを採用し、非ターゲット戦闘が特徴。
プレイヤーは7つの種族からキャラクターを選べ、13のクラスが存在。
ゲーム内通貨”クロノスクロール”が導入され、リアルマネーでゲーム時間を購入可能だった。
PC版は2022年6月30日にサービス終了し、私設サーバーのみが存続。
コンソール版は依然としてアクティブで、クロスプレイ機能や次世代機向けのグラフィックモードを導入。
TERAは全世界で2018年時点で2800万人以上のプレイヤーを持つ。
ゲームは高評価を受け、アクション性豊かなゲームプレイや美しいグラフィックが称賛された。
一方で、クエストの内容が一般的で退屈だとの批判もあった。
開発チームはNCsoftとの法的トラブルを抱え、商業デビューまでの道のりは困難だった。
TERAのストーリーは、巨人アーランとシャラに由来する神話的な要素が盛り込まれている。