コンシューマーゲーム大辞典

『ブラスターマスター ゼロ』は、インティ・クリエイツによって2017年に発売されたリブート作品。
原作は1988年のファミコンアクションゲーム『超惑星戦記 メタファイト』である。
開発はリメイクではなく、シリーズの大きな流れのひとつとしてのリブートと位置付けられている。
ゲームはニンテンドー3DS、Nintendo Switch、PlayStation 4、PC、Xbox Oneなどでプレイ可能。
ストーリーは『Blaster Master』を基にしつつ、他の要素を組み合わせた再構築されたもの。
ゲームシステムはオリジナルに新たな武器やダンジョンの個性付けを追加し、快適に遊べるように改良されている。
マルチエンディング方式で、全8エリアに加え、条件を満たすとエリア9が解放される。
初代を強調するためタイトルに「ゼロ」がついている。
2019年には続編『ブラスターマスター ゼロ 2』が配信された。
2021年には完結編『ブラスターマスター ゼロ 3』とトリロジー版が発売された。
主人公はロボット工学の天才児ジェイソン・フラドニックで、彼の冒険が描かれる。
ジェイソンは未知の生物フレッドを追跡する中、地底都市でソフィア-IIIという車両を見つける。
ヒロインのイヴは記憶喪失の少女で、ソフィア-IIIの整備士としてジェイソンをサポート。
主要キャラクターのデザインがリニューアルされている。
DLCでは他のゲームキャラクターが登場する要素もある。
インティ・クリエイツはオリジナルのファンである開発陣によって作られた。
開発はニンテンドー3DS専用からSwitch版への移植を経て進行された。
ストーリー展開は過去作とシリーズファンを考慮したものとして計画された。
エリアデザインは『メタファイト』に準拠した再構成で、エリア9は新規ステージである。
本作では一部ボス戦がサイドビューでの戦闘に変更されている。