コンシューマーゲーム大辞典

『Lost in Random』は、2021年にZoinkによって開発されたアクションアドベンチャーゲーム。
EA Originalsプログラムの一環として、Nintendo Switch、PlayStation 4/5、Windows、Xbox One、Xbox Series X/S向けにリリースされた。
同作は、ZoinkがThunderful Developmentに統合される前の最後のゲームである。
批評家からは一般的に好評を得た。
2025年6月にはスピンオフゲーム『Lost in Random: The Eternal Die』が発売された。
ゲームは三人称視点でプレイされ、戦闘はゲームボードのようなアリーナで行われる。
プレイヤーはDiceyを転がして進行し、Evenはボード上の最後のピースに到達することで安全になる。
戦闘中、Evenのスリングショットを使用して敵を攻撃するが、ダメージは与えられない。
敵からエネルギーキューブを入手し、それを使いDiceyを強化できる。
プレイヤーはカードを使って敵にダメージを与えることができ、5種類のカード（武器、ダメージ、防御、危険、チート）が存在する。
ロールプレイングゲームの要素も含まれ、NPCとの対話が楽しめるダイアログホイールがある。
義妹Oddが邪悪な女王に誘拐され、Evenが救出に向かう物語。
最終的にOddは女王に支配され、Evenは妹と戦うことになる。
物語の途中で女王の悲しい過去が明らかになり、関係が変化する。
Graeme Robinsonがサウンドトラックを担当した。
ゲームのビジュアルデザインは、様々な影響を受けている（例：『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』）。
本作は、ゲーム開発の融資と出版を支援するためにEAとZoinkがコラボした結果生まれた。
ゲームは複数プラットフォームにおいて「一般的に好評」と評価された。
一部の批評家は、ペースやクエストの長さについて批判を示した。