デッドゾーン
更新日 2025/11/20

合成音声で話すロボットが登場するSFアドベンチャー:wiki参照
売上本数:35万本前後と言われる
ゲーム内容
舞台は宇宙歴0385年、スペースコロニー「ライオネックス」で発生した事件を描くSFアドベンチャー。
主人公カークが、婚約者マリーのいるコロニーに向かった直後、襲撃され廃棄所で目を覚ますところから物語が始まる。
目的は廃棄所からの脱出と、暴走したマザーコンピューターに支配されたコロニー内の探索、そしてマリーの捜索。
スペースコロニー内をフロアごとに上へ上へと進んでいく構造で、探索の進行がそのままストーリー進行になっている。
世界観や設定は説明書のバックストーリーも含めかなり作り込まれており、当時としては異色の本格SF物。
システム・攻略要素
形式はコマンド選択式テキストアドベンチャーで、画面下に表示される多数のコマンドから選んで行動する。
コマンドは「ミル」「シラベル」「トル」「アケル」「オク」「イレル」「ウゴカス」「ノル」など細かく分かれている。
ロボット「キャリー」がいる時は専用コマンド「キャリー」が使用でき、ヒントやサポートをしてくれる。
コマンド数が多く一度に表示しきれず、ボタンで表示ページを切り替える必要があるため、やや操作が煩雑になりがち。
判断を誤るとカークが死亡してゲームオーバーとなり、そのフロアの最初からやり直しになる。
謎解きはノーヒント寄りで直感的な推理が要求されるが、最短ルートなら20分程度で終わるコンパクトな構成。
画面はほぼ一枚絵だが、場面や行動に応じてグラフィックが細かく切り替わり、当時としては描写が非常に細かいと評価されている。
物語中盤で、同社の「いっき」のボーナスステージを模したミニゲーム「でっどぞーん」が突然始まるセルフパロディ要素がある。
このミニゲームではキャリーを左右に動かし、仙人が投げるおにぎりを全部キャッチしないと終わらないため、難易度と拘束時間の長さが賛否を呼ぶ要素になっている。
音楽・サウンド・声優
ゲーム本編には基本BGMが無く、タイトル画面、ミニゲーム、エンディングのみBGMが流れる構成。
本編中の効果音は文字表示音や簡単な効果音が中心で、無音の場面が多く寂しさを指摘されている。
音声合成によるセリフが話題で、冒頭のカークの叫びや、キャリーの「キャリー でえす」といったボイスが印象的。
評価
ファミコン通信のクロスレビューでは23点(40点満点)、ファミリーコンピュータマガジンの読者評価は総合15.74点(25点満点)と中堅クラスの評価。
グラフィックの細かさやSFストーリー、豊富な一枚絵、音声合成のインパクトは高く評価されている。
一方で、本編BGMの欠如、コマンドの多さによる操作の煩雑さ、登場人物の少なさ、ミニゲームの強制プレイなどが弱点として挙げられる。
総評
ディスクシステム初期のアドベンチャーとして、短いながらも濃いSFストーリーとこだわりのグラフィック・音声合成が光る作品であり、ゲーム性よりも「雰囲気と時代性を味わう一本」として評価されている。
売上本数:35万本前後と言われる
ゲーム内容
舞台は宇宙歴0385年、スペースコロニー「ライオネックス」で発生した事件を描くSFアドベンチャー。
主人公カークが、婚約者マリーのいるコロニーに向かった直後、襲撃され廃棄所で目を覚ますところから物語が始まる。
目的は廃棄所からの脱出と、暴走したマザーコンピューターに支配されたコロニー内の探索、そしてマリーの捜索。
スペースコロニー内をフロアごとに上へ上へと進んでいく構造で、探索の進行がそのままストーリー進行になっている。
世界観や設定は説明書のバックストーリーも含めかなり作り込まれており、当時としては異色の本格SF物。
システム・攻略要素
形式はコマンド選択式テキストアドベンチャーで、画面下に表示される多数のコマンドから選んで行動する。
コマンドは「ミル」「シラベル」「トル」「アケル」「オク」「イレル」「ウゴカス」「ノル」など細かく分かれている。
ロボット「キャリー」がいる時は専用コマンド「キャリー」が使用でき、ヒントやサポートをしてくれる。
コマンド数が多く一度に表示しきれず、ボタンで表示ページを切り替える必要があるため、やや操作が煩雑になりがち。
判断を誤るとカークが死亡してゲームオーバーとなり、そのフロアの最初からやり直しになる。
謎解きはノーヒント寄りで直感的な推理が要求されるが、最短ルートなら20分程度で終わるコンパクトな構成。
画面はほぼ一枚絵だが、場面や行動に応じてグラフィックが細かく切り替わり、当時としては描写が非常に細かいと評価されている。
物語中盤で、同社の「いっき」のボーナスステージを模したミニゲーム「でっどぞーん」が突然始まるセルフパロディ要素がある。
このミニゲームではキャリーを左右に動かし、仙人が投げるおにぎりを全部キャッチしないと終わらないため、難易度と拘束時間の長さが賛否を呼ぶ要素になっている。
音楽・サウンド・声優
ゲーム本編には基本BGMが無く、タイトル画面、ミニゲーム、エンディングのみBGMが流れる構成。
本編中の効果音は文字表示音や簡単な効果音が中心で、無音の場面が多く寂しさを指摘されている。
音声合成によるセリフが話題で、冒頭のカークの叫びや、キャリーの「キャリー でえす」といったボイスが印象的。
評価
ファミコン通信のクロスレビューでは23点(40点満点)、ファミリーコンピュータマガジンの読者評価は総合15.74点(25点満点)と中堅クラスの評価。
グラフィックの細かさやSFストーリー、豊富な一枚絵、音声合成のインパクトは高く評価されている。
一方で、本編BGMの欠如、コマンドの多さによる操作の煩雑さ、登場人物の少なさ、ミニゲームの強制プレイなどが弱点として挙げられる。
総評
ディスクシステム初期のアドベンチャーとして、短いながらも濃いSFストーリーとこだわりのグラフィック・音声合成が光る作品であり、ゲーム性よりも「雰囲気と時代性を味わう一本」として評価されている。
- 発売日
-
日本1986/11/20北米未発売欧州未発売ブラジル未発売
- 販売価格
- 2,980円
- 駿河屋価格※箱説付き金額を優先
- 2,100円
- 国内売上数
- 350,000
- 世界売上数
- 0
