コンシューマーゲーム大辞典

MOTHERシリーズは任天堂が発売した日本のコンピュータRPGで、糸井重里がゲームデザインを担当。
シリーズは『MOTHER』『MOTHER2 ギーグの逆襲』『MOTHER3』の3作と『MOTHER1+2』がある。
物語は現代風の世界を舞台に、主人公の少年たちが超能力「PSI」を使い冒険する。
武器やアイテムは現代的なもので、戦闘中の表現や復活方法が独自のスタイルを持つ。
音楽はシリーズを通して重要な要素であり、特に『MOTHER2』の「サウンドバトル」が特徴的。
シリーズは既に終了が明言されているが、関連キャラクターやグッズは継続製作されている。
海外では『MOTHER2』が『EarthBound』として発売され、『MOTHER』は2015年に『EarthBound Beginnings』として配信された。
各作は独自のプレイスタイルとシステムを持ち、特に2作目からはリズムゲーム要素が取り入れられた。
開発には糸井や任天堂の他の主要メンバーが関与し、特に『MOTHER2』の成功が業界に影響を与えた。
MOTHERシリーズのキャラクターは、さまざまな影響を受けたアメリカ文化を反映している。
2020年にはMOTHERシリーズの全台詞を収録した書籍『MOTHERのことば。』が発表され、関連プロジェクトも展開された。
トリビュートコミックが発売され、知名度を再確認するきっかけとなった。
MOTHERシリーズは独特なストーリーテリングやキャラクター開発が評価されている。
開発の背景には糸井の「剣と魔法からの脱却」を目指した理念があった。
MOTHERシリーズの影響を受けて『ポケットモンスター』が作られた。
戦闘システムは独特で、敵との接触で戦闘が開始されるシンボルエンカウント方式を採用。
フィールド上のデザインが進化し、ゲームプレイの体験が向上されている。
シリーズ特有のグラフィックスタイルと音楽がプレイヤーに強い印象を与える。
糸井重里はMOTHERシリーズの創作過程について多くのインタビューで語っている。
シリーズの終了後もファンの間で長く愛され続けている。