ファミリーコンピュータ

ファミコン名人戦

更新日 2025/08/19
ファミコン名人戦
ゲーム内容
メインはリーグ戦で、C級→B級→A級を勝ち抜き、最後に名人戦へ。
各級で全勝(A級は7勝)が昇格条件。
モードは「本将棋」「詰将棋」「リーグ戦」「再現(棋譜観賞)」を収録。
対局はフリー・対人・リーグ戦が選べる。
詰将棋は3手・5手・7手詰を収録。
名人戦は七番勝負ではなく1局のみ。
CPU対局では駒落ち可能(最大4枚落ち)が、対人戦では不可。
オートセーブは常に上書きされ、敗北も記録される。
キャラクター・登場棋士
C級:森山九段、五十嵐、倉多八段、田村四段、西方九段、姑娘、倉内、天森
B級:丸山九段、竹内九段、高沢、森山九段、姑娘、倉多八段、クリスティーナ、西方九段
A級:深津16世、竹内九段、江頭竜王、高田九段、丸山九段、クリスティーナ、高沢
名人:坂西名人
キャラの重複や女流棋士混在は仕様。
評価点
詰将棋モードで終盤力を鍛えられる。
グラフィックや演出が高品質(人物アニメ・新聞掲載・名人戦演出)。
対局中に相手の表情が変化する演出あり。
エンディングでは名人が礼をするなど凝った演出。
賛否両論点
CPUは強すぎないが、初心者には勝ち切りが難しい。
詰将棋は初心者向けで練習になるが、報酬要素はなし。
駒落ちはプレイヤー側のみ可能。
問題点
リーグ戦は「全勝」必須で難易度が高い。
セーブが自動上書きで、敗北時のリカバリ不可。
詰将棋はランダム出題でリトライ性が低い。
反則手(王手放置・打ち歩詰め等)が可能で、そのまま敗北扱い。
千日手は引き分けにならず、処理が不自然。
CPU同士の対局は17分かかりテンポが悪い。
操作性が悪く、駒台操作やリプレイ再現が煩雑。
スタートボタンで即リセットされる仕様が不便。
フォントや表記(竜の字潰れ、対局1/2の名称など)が分かりにくい。
総評・余談
全体的に欠点が多く、同時期の『森田将棋(FC)』に劣る。
ただしグラフィック・演出・詰将棋要素は評価できる部分。
当時の現実の名人は中原誠で3連覇中。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
5,900
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
1,210
ハード
ファミリーコンピュータ
ジャンル
テーブル
シリーズ
開発元
エーディケイ
発売元
SNK
国内売上数
0
世界売上数
0

駿河屋価格チャート

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